2009年08月27日

インフルエンザ対策

 まずは十分な睡眠とか、体を鍛えて、乳酸菌とってみるとかで、抵抗力をつけるのが第一ですね。

 次にマスクや手洗い、うがいには予防効果があるとのことですが、お茶でうがいという話もありますので、このあたり詳しく書いてみたいと思います。

 何せ、うがいは日本固有の平安時代からの伝統のようで、水道水で出来るのですから、安価な方法ですね。

 うがいの効用は、
1.のどに付着した異物やウィルスを洗い出して少なくすること
2.のどを潤すことでのど本来の抵抗力を高めること
ということらしいです。このため、まずは口の中をブクブクとして出す。
次に水でのどをガラガラと水流を作ってうがいをして出すことで、目的は達せます。
通常は水で十分みたいです。

 うがい薬は殺菌効果がありますので、使うタイミングに注意が必要ですね。
農業の常識ですが、殺菌で全ての菌を殺してしまうと、次に都合の悪い菌が先に入ってくると増殖しやすくなったりします。
通常は人間にとって都合のいいことをする菌や何もしない菌がいるわけで、お互い競合して増えにくい環境があるわけですから、それを全滅させるのは野暮です。
また薬ですし、人によってはのどの粘膜を痛めると逆効果になってしまいます。

 お茶は、殺菌が目的ではないです。ですから、出がらしのお茶で十分。
お茶のカテキンがあることで、ウィルスの増殖を抑制する作用があるようですから。
ウィルスの個体数が増えなければ、粘膜から進入しにくく悪化しにくいわけです。

 また、のどが渇くと粘膜からウィルスが入りやすくなるそうです。
乾燥する冬の時期に増えるのはこのためで、今も雨が少ないし、クーラーとかの室内でも乾燥しがちですね。
水やお茶で定期的にのどを潤すことも、理にかなっています。
その上、ビタミンCやカテキンなどを取り込むことも出来ますし。

 乳酸菌といえば、ヤクルトとかヨーグルトとか、最近は機能性のある菌体が腸まで到達するようですね。
私見ですが、直接菌体が届かなくとも、その代謝物などが届くことで、結果として腸内で善玉菌優勢になって良いのではと思います。
というわけで、私は自家製ヨーグルトに、善玉菌の餌になるというオリゴ糖シロップを混ぜて、春野っ粉を加えて食べています。


 そういえば、ワクチンが足りないから輸入するようですが、臨床試験など大幅に省くみたいですね。
結果として副作用が出なければいいのですが、海外でも臨床試験をしていない上に
>外で生産される新型インフルエンザのワクチンには、国内生産分には入っていない補助剤などが使われており、
などというのを見ると、ワクチン接種のリスクもあると考えたほうがよさそうです。


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 私、茶師 鈴木猛史と申します。HN たけ茶ん です。

春野の山ん中で、お茶を栽培、製茶、販売しています。

父母、私、パートナー、子ども子ども子どもの7人家族。 通販は4代目の親父が、35年ほど前から始め、 おかげさまでクチコミでご愛顧頂き感謝しています。 どうぞよろしくお願いします。(^-^)u~
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