2009年07月23日

第1回全国有機農業モデルタウン会議

第1回全国有機農業モデルタウン会議第1回全国有機農業モデルタウン会議


 21日に霞ヶ関の農水省の7階講堂に行ってきました。春野町も全国のモデルタウンの1つとして、実践しています。事例発表を行っていったのですが、各地域、特色がでていましたが、共通の課題もありました。

 共通の課題かなと思ったのは、
1.地域として取り組む難しさです。理念を極めようとして、先鋭化すれば賛同者少なく、幅を広げると有機って何ということになります。有機農業者同士でも個性がぶつかり合ってまとまらないらしいです。
 春野では、みんな仲いいので農家の一つですから、このあたり先進的だと思っています。

2.有機農業転換へのプロセスがまだはっきりしない。
 気候や地形で方法も多種多様なのですが、技術の体系化が急務ですね。お茶はある程度メドがついていますが、他の作物はお米以外大変なのが現状です。

3.きちんとした有機農業の理解
 有機農業とはいかに生きるかということ、ということを、農水省の方がさらっと触れていましたので、理解は浸透してきていると思います。ここは、地道に行うしかないかなと思います。

第1回全国有機農業モデルタウン会議 中島センセにはサークルとかでお世話になったのも20年ほど前になってしまいましたが、今回をうまくまとめておりました。さすがです。

第1回全国有機農業モデルタウン会議 すぐ近くが国会議事堂で、ああ解散の儀式をやっているんだろうなと思いつつ。昔は農水省という建物があったような気がしますが、今は合同庁舎なんですね。しかも耐震工事中。日本農業の中枢ですから、がっちりして欲しいものです。


第1回全国有機農業モデルタウン会議 7階は林野庁の階です。一瞬、居酒屋?などと思ってしまいました。他の階がコンクリートなので、温かみのある木材が使われているだけでドキッとします。森総研などは全面張りでしたし、森林関係の建物は木材が多いのでなるほどと思います。


第1回全国有機農業モデルタウン会議 行きに小田原から小田急線に乗り換えて、下北沢で降りて、大山さんのお店に寄らせてもらいました。2階のカキ氷が前日までの3連休で大賑わいで、お疲れの模様でした。老舗の味を伝承し、厳選した素材を使ったカキ氷ですので、日本茶の魅力を伝えるという意気込みで続けていることと思います。お体のほう大事にして頂きたいと思います。
 BRUTUS (ブルータス) 2009年 7/1号に載ったこともあって、評判も加速したそうです。男性誌ですが、お茶の魅力が伝わったみたいです。


第1回全国有機農業モデルタウン会議 そのあと新橋に行ったのですが、銀座方向に歩いてしまって、15分のロス。おかげで長峰製茶さんの多々良さんのお顔を拝見しただけでしたが、お元気そうでした。先日台湾の方が研修に来ていて、台湾で日本茶をという話や横浜の新店舗の話なども拝聴したかったのですが、残念。そこから歩いて25分の、農水省に向かったのでした。

 後で聞いたら、すぐあとに長田社長が見えたそうで、ニアミスでした。


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鈴木猛史
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 私、茶師 鈴木猛史と申します。HN たけ茶ん です。

春野の山ん中で、お茶を栽培、製茶、販売しています。

父母、私、パートナー、子ども子ども子どもの7人家族。 通販は4代目の親父が、35年ほど前から始め、 おかげさまでクチコミでご愛顧頂き感謝しています。 どうぞよろしくお願いします。(^-^)u~
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