あきは番茶 仕上げました

鈴木猛史

2009年10月23日 23:56

 秋の葉を使った、あきは番茶。本日仕上げました。最後はやや香ばしさを出して飲みやすくしようと、熱風温度を130度まで上げましたので、ほんのりと火香がついています。

 はるの番茶は、一番茶の収穫した後のさらに下の葉を原料にしていますので、比較的煎茶に近くなります。今回のあきは番茶は、8月上旬に伸びてやや硬化した葉が渋いので、その渋みを抑えるためにいろいろ工夫してみました。

 秋のやさしい日光に30分ほど当てました。この後、2時間おきに攪拌しました。
釜炒り機で揉んでいます。
やや白ずれするまで、締炒機という機械で乾燥してみました。
仕上げでは熱風温度130度で10分です。

 以上で、やや独特の香味が出ています。飲みやすさと煎がききます。

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